「スイーツかまぼこ」で糸満活性化 マンゴーやアセロラなど6種類を開発 かりゆし塾


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スイーツかまぼこの試食を促す高良正司さん(左)=3月12日、道の駅いとまん内「お魚センター」

 【糸満】「かりゆし塾」(沖縄県経営者協会主催)の32期生6班が、糸満市の地域資源を活用した地域活性化プランとして「スイーツかまぼこ」を試作した。

 一般向けの試食会が3月12日、道の駅いとまんの西南門カマボコ屋前で行われた。バタフライピーやマンゴー、パッションフルーツなど6種類の味があり、今回はアセロラとシークヮーサーの2種類を試食した。

 浦添市、宜野座村の20代男女は「おいしかった。シークヮーサーの風味があり、後からかまぼこの味がした」と感想を述べた。

 スイーツかまぼこを制作した6班のメンバー8人は南部出身で、糸満市にも観光に来てもらえるようにと、沖縄かまぼこ発祥の地糸満というPRポイントと、若者に食べてもらえるスイーツを掛け合わせた。スポンジ風の白くて柔らかいカマボコの上に色鮮やかなフルーツゼリーが乗った二層構造となっている。

 グループリーダーの日本郵便沖縄支店の高良正司さん(44)は「プレゼンが終わった後も商品化に向けて継続して頑張っていきたい」と述べた。
 (川嵜紋通信員)