那覇市の県立博物館・美術館で5日から開催される「悠久のシルクロード展」(主催・沖縄美ら島財団、琉球新報社、宣伝)の搬入・展示作業が1日、始まった。2~3世紀のパキスタンの仏像や、11~12世紀のイランの色彩豊かな大皿など116点を展示する。
シルクロードを旅した故平山郁夫画伯の作品や、総監修を務めた考古学者の吉村作治氏が、エジプトで発掘したコレクションなども展示する。シルクロードが生み出した悠久の歴史をたどる展示となる。同展の企画を担当した小林健司ディレクターは「沖縄の文化・心の源流をたずねる旅として楽しんでもらいたい」と話した。
観覧料は、一般1300円(前売り券1100円)、大学・高校生900円(同720円)、小中学生500円(同400円)。問い合わせは、同館(電話)098(941)8200。
(金盛文香、写真も)