【浦添】3月5日にうるま市石川で行われた第14回ガクアルFESTA2022春高校生ダンスコンテストで、浦添高校ダンス部の「創作チーム」が優勝した。3位には同校ダンス部の「ストリートチーム」が選ばれた。2位は名護高校ダンス部「BLISK」。創作チームは2月13日に嘉手納町で行われた21年度県学校ダンスフェスティバルでも最優秀賞に選ばれており、ダンス大会で2冠を達成した。
3月29日、同校で表彰式があり、賞状や優勝トロフィーなどが贈られ、部員全員で喜びを分かち合った。さらに、沖縄食糧から優勝チームの部員にそれぞれ3キロの米が贈呈された。ガクアルフェスタは2015年から毎年春と夏に開催されており、今大会には県内15校18チームが出場した。
浦高ダンス部は2003年にダンス同好会として活動をスタート。2年後の05年に県学校ダンスフェスティバル優秀賞に選ばれて以降、多くの大会で優秀な成績を収め、今では毎年120人前後の部員が在籍する校内一のマンモス部活となっている。
創作チームキャプテンの銘苅知香さんは「学校ごとの個性が見られて勉強になった」とさらなる飛躍を誓い、副キャプテンの大城奈紗さんは「部活を通して成長できた。優勝できてうれしい」と笑顔を見せた。
ストリートチームキャプテンの儀保姫菜さんは「コロナ禍で大変だったが、青春することができた」とにっこり。副キャプテンの金城紅帆さんは「優勝を狙っていたから悔しい気持ちだ。この悔しさをバネにしたい」と雪辱を誓った。
(吉田健一)