大相撲の新弟子検査、仲宗根が基準パス 中部農林高校卒で立浪部屋入門


社会
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仲宗根 龍

 新型コロナウイルスの感染対策で延期されていた大相撲春場所の新弟子検査が4日、東京・両国国技館で行われ、昨年の全国中学校体育大会で団体準優勝した15歳の林琉、林玲=ともに長野県出身、二所ノ関部屋=の双子の兄弟ら受検した34人全員が身長167センチ、体重67キロ以上(中学卒業見込み者は165センチ、65キロ以上)の体格基準を満たした。3月に中部農林高を卒業し立浪部屋に入門した仲宗根龍も受検した。内臓検査の結果を待ち、近く合格者が発表される。

 林琉は171センチ、129キロ。林玲は172センチ、118キロ。部屋別では元横綱稀勢の里が師匠を務める二所ノ関部屋の4人が最多だった。

 三段目100枚目格付け出しの2人は春場所前に検査を実施し、既に初土俵を踏んだ。春場所は前相撲が行われず、夏場所(5月8日初日・両国国技館)から届け出順で番付にしこ名が載る見込み。
(共同通信)