米1トンを寄贈「まずは食べることが大切」 ビルメンテ「ヨミタン」が恩納村社協のフードドライブに


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積まれた米の前で恩納村社協の平良幸夫会長(右)に米を贈呈するヨミタンの波平貞明常務取締役(右から2人目)=3月29日、恩納村社会福祉協議会

 【恩納】恩納村社会福祉協議会に3月29日、5キロのお米200袋、計1トンがトラックで届けられた。

 社協が実施しているフードドライブ事業に協力しようと総合ビルメンテナンス「ヨミタン」(読谷協同産業)の波平貞明常務取締役と3人の職員が持ち込んだ。

 建物脇に積まれた1トン分のお米を前に平良幸夫社協会長が「このようなたくさんのお米をいただきありがとうございます。コロナ禍が続く中、村内でも食事に困っている方々がいるので、手助けができると大変感謝しています」と礼を述べた。

 ヨミタンは、子どもたちの教育資金として村に毎年10万円を寄付している。3月15日に役場で長浜善巳村長、當山欽也教育長に今年の寄付を手渡した際、フードドライブの話が出て今回の寄贈となった。

 波平常務は「いろいろ考えたが、まずは食べることが大切。できれば今後も継続していきたい」と笑顔で話した。
 (小山猛三郎通信員)