宮古島の大神島―島尻漁港航路 新造船「ウカンかりゆす」が就航


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写真奥の大神島を出て、島尻漁港に入港する新造船「ウカンかりゆす」=6日、宮古島市平良島尻

 【宮古島】宮古島市の大神島と宮古島の島尻漁港を結ぶ、大神海運(与那城敏社長)の新造船「ウカンかりゆす」が3月30日から就航した。大神漁港で就航記念式典が開かれ、関係者らがテープカットで祝った。

 新造船「ウカンかりゆす」は宮古島市所有で、大神海運が運用を担う。全長16メートル、総トン数は18トン。旅客定員は50人。車いすや高齢者の利用に配慮したバリアフリー適合船になっている。大神~島尻航路は1977年に定期路線が開設された。

 大神漁港で開かれた式典で座喜味市長は「島民の生活と福祉向上に大きく寄与するものと期待している」(伊川秀樹副市長代読)とあいさつした。

(佐野真慈)