【東】県内の多くの公立小中学校で8日、入学式が開かれ、新1年生の学校生活が始まった。東村の最北端にある高江小学校(大城豊校長)では、35年ぶりに入学生が4人となり、地域住民からは喜びの声が上がった。
式には地域住民、保護者、在校生らが参加し、4人を歓迎した。緊張した面持ちで式に臨んだ。自己紹介をした新1年生は「みんなと一緒に遊びたい」と話した。在校生を代表してあいさつした6年生は「楽しくてにぎやかな学校にしよう」と呼び掛けた。4人の入学で、高江小学校の全校児童は12人となった。高江区の仲嶺久美子区長は「本当にうれしい。子どもたちの声があふれ、地域に活気が出る」と声を弾ませた。(長嶺晃太朗)