沖水好守備、要所で光る 昨年の大会後、徹底練習 県春季高校野球


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沖縄尚学―沖縄水産 9回1死一塁、沖尚の新城安悠の二塁打で本塁を狙う一走・知花慎之助を捕殺する沖水の吉元悠貴(大城直也撮影)

 沖縄水産の好守備が要所で光った。九回1死一塁、左中間を抜ける二塁打で沖尚の一走が本塁を陥れようと突っ込んだ。沖水は中堅の仲本海から遊撃の川端南海斗を中継し、捕手の吉元悠貴が本塁で刺した。吉元は「タッチできる範囲でしっかりアピールもできた」と手応えを語る。

 守備がチームの課題だった。昨年の秋季大会後はバットを置いて、基礎的な守備練習を徹底したという。今大会の決勝では3失策が出た。まだまだ改善の余地はあるが、上原忠監督は「ピンチを楽しんでよく粘ってくれた」とナインをねぎらった。

(金良孝矢)