大米建設の社長に国吉氏 副社長は下地常務が昇格<人事>


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(左から)国吉修氏 下地辰倫氏 小禄大氏 根間靖氏

 大米グループ(那覇市、下地米蔵会長)は15日の取締役会で、大米建設の仲本靖彦社長(67)の後任に副社長の国吉修氏(60)、副社長には常務の下地辰倫氏(37)がそれぞれ昇格する役員人事を決定した。15日付で就任した。社長交代は2014年9月以来、7年半ぶり。仲本氏と本田雅則副社長(65)は取締役副会長に就任した。代表権は下地会長(67)、国吉社長、下地副社長の3氏が持つ。

 グループでは、南西海運社長に専務の小禄大氏(38)が、宮古島シティアンドリゾート社長に専務総支配人の根間靖氏(58)がそれぞれ就任した。いずれも下地会長から社長を引き継いだ。

 下地会長は役員人事について、グループの業績が好調に推移し22年6月期決算の見込みも見えてきたとして「グループがいい状態の今こそ世代交代を行い、若い経営者の感性とベテランの経験を融合させ、より発展させるタイミングと判断した」と説明した。

(當山幸都)