任期満了に伴う沖縄市長選が17日告示され、届け出順に、新人で前市議の森山政和氏(73)=共産、立民、社民、社大、にぬふぁぶし推薦=と、現職で3期目を目指す桑江朝千夫氏(66)=自民、公明推薦=が立候補を届け出た。届け出は午後5時に締め切られ、森山氏、桑江氏の一騎打ちが確定した。
新型コロナウイルス感染症への対応、市民所得の向上に向けた施策と貧困対策、中心市街地の活性化策、米軍基地負担の軽減策などが主な争点となる。
森山氏は17日午前9時からコザ十字路で出発式を開いた。桑江氏は17日午前8時半から胡屋十字路で出陣式を開いた。
森山氏は「人材づくりに最大限の投資をする。『小さな再開発』で中小企業の活性化を図り、市民所得を向上させる」と訴えた。
桑江氏は「市民が肌身で感じるほどの経済成長を取り戻してみせる。貧困対策にもしっかり取り組むことを約束する」と訴えた。
沖縄市の16日現在の選挙人名簿登録者数は、11万2739人(男性5万3787人、女性5万8952人)。