マグロ丼に家族の笑顔広がる 子の居場所ウイズと英丸鮮魚が企画 糸満


この記事を書いた人 Avatar photo 琉球新報社
マグロの解体ショーを見学する参加者ら=3月31日、糸満市西崎の二丁目食堂

 【糸満】子どもの居場所With(ウイズ)と英丸鮮魚が3月31日、沖縄県糸満市の西崎小学校向かいの二丁目食堂で、家族連れにマグロ丼を振る舞った。

 子どもの居場所づくりはすべてに感謝「ありがとう」をテーマに、小中高生は無料、大人は300円で、マグロ丼を持ち帰りで提供した。

 20キロのマグロを漁師が提供し、参加者の前でマグロの解体ショーを行い切り身にした。切り身をごはんに乗せ、参加者に振る舞われ列ができていた。

 マグロ丼を手にした子どもたちからは笑みがこぼれた。兄弟で参加した子どもは「もらえてよかった。夕ごはんにする」とうれしそうだった。祖父が漁師という子どもは「5人で来た。すぐに食べたい」と喜んだ。

 午後5時から開始し、約30分で70食分がなくなった。
 (玉保世英義通信員)