竹富町長選、前泊氏が初当選 那根氏に557票差


この記事を書いた人 Avatar photo 瀬底 正志郎
前泊正人氏

 【竹富】17日に投票された竹富町長選は18日午後、石垣市にある町議会議事堂で開票作業が行われ、無所属新人で元町教育委員会職員の前泊正人氏(44)が1578票を獲得し、無所属新人で前町議の那根操氏(70)の1021票に557票差を付け、初当選を決めた。

 西大舛高旬前町長の辞職に伴う町長選は、西表島での町庁舎・多機能複合施設整備の在り方や町政の信頼回復などが争点となった。前泊氏は施設整備を巡り現行計画を「町にとって過大だ」と指摘し、適正な規模での整備を訴えた。

 町長選の投票率は82・17%、投票者総数は2645人(男性1376人、女性1269人)だった。有効投票2599票、無効票は46票。

 前泊正人氏(まえどまり・まさと) 1977年7月生まれ、石垣市石垣出身。両親が町西表島祖納集落出身。九州共立大卒業後、会社員などを経て2008年から町職員として勤務。

▽竹富町長選得票数(選管最終)

 前泊正人 1578

  那根操  1021