沖縄コロナ1547人、10代だけで309人 火曜最多を更新(4月20日朝)


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新型コロナウイルスの電子顕微鏡写真(米国立アレルギー感染症研究所提供)

 沖縄県は19日、県内の新型コロナウイルスの新規感染者が1547人だったと発表した。先週火曜日より2・5%増加し、火曜日としては最多だった。年代別では10代と10歳未満の感染が多い。感染の伸びは鈍化しているものの、感染者数は高い状態が続いている。

 【ひと目で分かる】沖縄のコロナ感染状況 

 年代別の感染者数は10代が309人で最多。10歳未満287人、40代264人、30代234人、20代175人と続く。20代の感染者が比較的少ないことについて、県は「はっきりしたことは分からないが、検査を受けていないわけではない」と説明した。

 新型コロナの病床使用率は県全体で50・2%で18日より4・1ポイント低くなった。圏域別では本島57・7%、宮古3・0%、八重山31・8%だった。重症者用病床使用率は9・5%。療養中の患者は1万996人だった。施設内で療養中の患者は278人で、内訳は高齢者施設200人、障がい者施設78人。

 米軍関係は57人の感染が報告されたが、基地別の内訳は全員が不明(確認中含む)に分類されている。 (稲福政俊)

 


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