「成長したシーズン」 琉球コラソン・水野CEOが総括


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シーズンを振り返り来季に向けて気合いの入る(右から)水野裕矢CEO、ウイングの堤裕太、バックプレーヤーの依田純真=19日、那覇市泉崎の琉球新報社

 日本ハンドボールリーグ(JHL)の琉球コラソンの水野裕矢CEOとウイングの堤裕太(26)とバックプレーヤーの依田純真(23)が19日、那覇市の琉球新報社を訪れ、2021―22シーズンを報告した。今季は4勝15敗1分けの11チーム中9位。前年より一つ順位を上げたが成績は振るわなかった。その他公式戦は社会人選手権、国民体育大会が中止、日本選手権は2回戦敗退だった。

 新型コロナウイルスの影響で入場者半数制限などもある中、ホームゲームの観客動員数はリーグ1位で前季より約2千人増の5641人だった。ファミリアの会員数は昨年より107人増え、339人。協賛企業は78社だった。

 水野CEOは「黄慶泳監督の下、チームは変わったと言われたが前半は勝ちきれなかった。最終戦では勝てなかった北陸電力に8点差で勝利し、とても成長したシーズンだった」と総括した。来季に向けて「もっと考えながらやるハンドボールが増える。新しい監督、コーチを迎えこの2、3年がチームとして勝負だ。24年からのスーパーリーグ加盟を見据えて、ファミリアがわくわくする試合で勝ち星を増やしたい」と話した。

 コラソン4年目を終えた堤は「チームが規律を重んじて、意思疎通が取れ、手応えを感じて終わった」と振り返った。2年目を迎える依田は「フィジカルとハンドのIQを上げて今年以上の結果を残す」と意気込んだ。

(関戸塩)