小学6年と中学3年の全員を対象にした文部科学省の「全国学力・学習状況調査」(全国学力テスト)が19日、一斉に行われた。国語と算数・数学に加えて4年ぶりに理科を実施。知識を活用して「思考力・判断力・表現力」を測る設問が目立った。児童生徒や学校に学習状況を尋ねる質問紙調査も行い、新型コロナウイルスによる影響がないかどうかを調べる。
県内では同日、小学校249校、中学校144校(特別支援学校中学部を含む)が実施した。結果は7月下旬に公表する。
文科省によると、参加するのは国公立の全校と私立の46・3%で、小学校は1万9007校の約105万1千人、中学校は9856校の約103万4千人。
(共同通信)