パチンコで負けた腹いせに機械を破壊…中学校教諭、2度目の処分 沖縄


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 沖縄県教育委員会は21日、名護市のパチンコ店でカード精算機の液晶画面を壊したとして、うるま市内の中学校に勤務する男性教諭(53)を停職1カ月の懲戒処分にしたと発表した。処分は同日付。男性教諭は2月17日、勤務後の午後5時ごろから名護市のパチンコ店を利用。負けた腹いせに店内のカード精算機を拳で三度強くたたき、タッチパネルの液晶画面を破損させた。

 男性教諭は、名護市内の中学校に勤務していた2017年にも那覇市内のパチンコ店で、負けた腹いせに店の業務用消火器を自らの車の窓から放り投げ、消火器を破損。減給10分の1(3カ月)の処分を受けていた。

 半嶺満県教育長は「教育公務員としてあるまじき行為で、許されるものではない」とコメントを発表した。
 (吉田早希)


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