空手世界大会100日前 重鎮ら首里城で披露 「平和の武」沖縄から発信


この記事を書いた人 Avatar photo 琉球新報社
迫力の演武で100日後に迫った世界大会開催をアピールした県内空手界の重鎮ら=23日、首里城公園守礼門前

 8月1日に県内で開幕する第2回沖縄空手世界大会・第1回沖縄空手少年少女世界大会まで100日となった23日、那覇市の首里城守礼門前で記念演武があった。各流派の重鎮が熟練の技を披露し、首里城復興への願いも込めつつ大会開催をアピールした。

 大会には現時点で18カ国・地域から約1800人の空手愛好家が参加予定。大会実行委員会委員長の玉城デニー知事は「平和の武である沖縄空手を愛する多くの人が国境や圏域を越えて沖縄に集うこと、沖縄から平和を発信することは大変意義深い」とあいさつした。

 演武では池宮城政明(剛柔流)、八木明達(同)、仲里稔(小林流)、平良慶孝(松林流)、我謝孟弘(上地流)、嘉数嘉昌(小林流)、島袋善保(少林流)、照屋幸榮(剛柔流)の8氏が型を披露した。 (當山幸都)