辺野古の市民訴訟きょう判決 国による承認撤回取り消しの違法性を主張


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 名護市辺野古の新基地建設を巡り、沖縄県による埋め立て承認撤回を取り消した国土交通相裁決は違法だとして、周辺に暮らす住民が国に裁決の取り消しを求めた訴訟の判決が26日、那覇地裁で言い渡される。

 県も国を相手に同種の訴訟を起こしているが、裁判所の審理対象に当たらないとして入り口で退けられた。市民訴訟でも国側は「原告としての適格性を欠く」などとして、訴えを却下するよう求めている。

 市民は裁決の取り消しと執行停止を求めて提訴。地裁は20年4月、原告のうち11人に原告適格がないとして訴えを却下し、残る4人の審理が続いていた。