在沖海兵隊のグアム移転費177億円 22年度、政府が米国に提供へ


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外務省

 【東京】政府は26日、在沖米海兵隊の米グアム移転費として2022年度は米国に1億6414万ドル(約177億円)を提供すると発表した。外務省によると、日本政府は21年度までに29.9億ドル(約3136億円)を提供している。

 林芳正外相と米国のラーム・エマニュエル駐日大使が26日、22年度の資金提供を定める書簡を交わした。今回の資金は海兵隊がグアムで使用する複合体育施設や車両整備施設、教育施設の建設費に充てられる。教育施設は、大学レベルの通信教育を行う。
 (明真南斗)