久米島の夏に向け、イーフビーチ清掃 町観光協ら70人 漂着ごみや軽石を回収


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 【久米島】夏の観光シーズンに向けて、島を訪れる人に気持ちよく過ごしてもらおうと、久米島町観光協会(平良博一会長)が13日、同町のイーフビーチを清掃するクリーンアップ活動を実施した。同協会会員や町役場職員ら約70人が参加し、およそ3時間かけて1.2トンの海洋漂着ごみと4トントラック3台分の軽石を回収した。

 集めたごみは、NPO久米島ホタルの会の指導の下、発泡スチロール、プラスチック類、漁具、瓶、缶など8種類に丁寧に分別された。

 同協会の上原一晃事務局長は「天候にも恵まれ、コロナ禍でなかなか実施できなかったクリーンアップがようやくできた。今年度は島内の各ビーチなどを定期的に巡回清掃をしていきたいと計画している」と話した。
 (盛長容子通信員)

イーフビーチクリーンアップで回収したごみ
回収したごみを分別する参加者=13日、久米島町内