労働者の権利を主張する5月1日のメーデーを控え、連合沖縄(東盛政行会長)は28日、県メーデー中央式典を那覇市内のホテルで開いた。関連する各労組の役員ら100人以上が出席し、労働者の地位向上や暮らしの改善を誓い、ガンバロー三唱で気勢を上げた。
式典では、コロナ禍による公助と共助に重きを置き、労働者を含め誰一人取り残されることのない社会を目指すメーデー中央宣言が承認された。
東盛会長は「長期化したコロナ禍の中、労働者は大きな不安を抱えている。コロナ後の国内全体の回復へ、働くことを軸とする安心社会の実現を目指そう」とあいさつした。
玉城デニー知事の代理で照屋義実副知事、沖縄労働局の西川昌登局長、こくみん共済coop沖縄推進本部の大庭雄一本部長らも出席し、メッセージを寄せた。
(小波津智也)