渡名喜、6月から給食再開へ 栄養士を配置 粟国は調整中


この記事を書いた人 Avatar photo 琉球新報社

 【渡名喜】新年度から給食の提供を停止していた渡名喜村で、栄養士配置のめどが立ち、6月1日に給食を再開する予定であることが2日、村教育委への取材で分かった。県教委によると、粟国村でも早期再開に向けて調整している。

 両村では人事異動で栄養士が離任した後、後任を確保できず、給食提供ができなくなっていた。両村の小中学校では、児童生徒は弁当持参か一時帰宅して昼食を取っている。

 家計への負担や弁当作りに手間がかかることに加え、離島では食材確保が難しいことから、保護者は給食の早期再開を求めていた。
 (比嘉璃子)