海の生き物いっぱい カニ博士、浦添結の浜で撮影会


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生き物を見つけ、触ったり、カメラを構えたりする子どもたち=4日、浦添市西洲(小川昌宏撮影)

 デジカメやスマホで海の生き物を撮影するこつを学ぶ「カニ博士と行く!海の生き物撮影会」が4日午後、浦添市のパルコ前海岸「てぃだ結の浜」で開かれた。琉球新報のウェブサイトで連載中の記事と動画「沖縄・海の生き物たち」を配信している「しかたに自然案内」の鹿谷法一さんと鹿谷麻夕さんが講師を務め、海の生き物の観察時の注意点や撮影のポイントなどを伝授した。親子連れ12人が参加した。

 海岸では、アナエビの仲間やケブカガニ、イソアワモチやクモガイ、フタスジナマコなど、2時間で10種類以上が確認された。鹿谷さんは、観察時の注意点として岩などをひっくり返した場合には元に戻す、生き物を持ち帰らない、危険な生き物には触らないなどを説明した。
 
 豊見城市立座安小6年の児童は「こんなに(生き物が)たくさんいるんだなって驚いた」と話した。
 撮影会は連載の50回を記念して開催された。詳細は5月29日付小中学生新聞りゅうPON!に掲載予定。
(慶田城七瀬)