那覇一文字でタマン爆釣


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4月26日、那覇一文字で63センチ・2.7キロを筆頭に16匹のタマンを釣った下地孝明さん(左)と金城さん

 毎年ゴールデンウイーク前後にタマンが爆釣する那覇一文字。多くのタマン釣り師が楽しみにしているが、今年もゴールデンウイーク直前になってシーズン幕開けとなった。那覇市在住の下地孝明さんは、毎年この時期にタマンを狙って那覇一文字に出掛ける。4月25日も友人の金城さんと2人、最終便(午後4時)で北堤防へ渡った。到着後からシガヤーダコを餌に仕掛けを投げ入れ、アタリを待った。日没後に60センチ弱のタマンが釣れ、幸先良いスタートを切った。その後、午後9時に2匹目のタマンが釣れ、針を外して血抜きをしていると、2人の仕掛けにタマンが次々ヒットした。

 通常はタマンを釣り上げたら針を外し、血抜きをしてクーラーボックスに保管するのだが、そんな作業をする暇がないほどの入れ食い状態が午前0時まで続いた。ベテランの下地さんも経験したことのない入れ食いで午後9時~午前0時までの3時間で13匹が釣れた。その後、夜明けまでに3匹を追加。63センチ、2.7キロを筆頭に2人で合計16匹のタマンを釣り上げた。

 那覇一文字に通うベテランたちの間では、小潮や長潮時にタマンが爆釣することが多く、今年の爆釣シーズンはゴールデンウイーク後だと予測していた人が多いが、その予測通り釣れることを期待する。丸沖つりぐ(電話)098(867)0458。

(おきなわ釣り王国社・仲栄真修)

4月26日、奥沖で45キロのカスリハタと10キロのクエを釣った豊田愛香さん(海姫)
5月1日、泡瀬一文字で75.9センチ・7.85キロのマクブを釣った高良佳樹さん

4月30日、残波岬で69センチ・4.64キロのタマンを釣った屋富祖大弥さん
4月28日、那覇一文字で58.5センチ・2.45キロのタマンを釣った湧川竜也さん

4月27日、那覇一文字で63.5センチ・3.12キロを筆頭に7匹のタマンを釣ったシーランドスタッフの古川篤さんと山里和輝さん
4月30日、読谷海岸で89.2センチ・10.0キロのロウニンアジを釣った神谷嘉秀さん

4月30日、南部海岸で42センチ・1.17キロのカーエーと40センチ・1.17キロを筆頭に4匹のオキナメジナを釣った久手堅憲秀さん
4月30日、西崎一文字でオキアミの餌のフカセ釣りで62センチ・2.08キロと57センチ・2.17キロ他1匹のオニヒラアジを釣った赤嶺伸さん

4月29日、浜比嘉島で83.7センチ・7.28キロのロウニンアジを釣った名幸清輝さん
4月29日、なうら橋で68.7センチ・4.59キロのタマンと42.2センチ・1.52キロのカーエーを釣った佐久田等さん