アマサギにシロハラクイナ、セイタカシギも…やんばる各地に野鳥の姿 きょうから愛鳥週間


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「水辺のバレリーナ」などと称されるセイタカシギ=4月30日、金武町(山原昼夜さん提供)

 【北部】5月10~16日は、野鳥を通して自然保護の大切さを伝える「愛鳥週間」。沖縄島北部の田畑には、アマサギ、シロハラクイナなどが姿を現している。野鳥愛好家の山原昼夜さんが4月28~30日に撮影した。

 山原さんは名護市内で28日、アマサギとシロハラクイナを見つけた。アマサギは、頭部から首にかけてだいだい色をしていた。シロハラクイナはヤンバルクイナと同じクイナ科。道路に出てきたところを撮影したという。

 30日には金武町の畑で夏羽と冬羽のアカガシラサギ、「水辺のバレリーナ」などと称されるセイタカシギにも遭遇した。

 山原さんによると、確認できた鳥は、シロハラクイナ以外は全て渡り鳥。山原さんは「沖縄ではいろんな種類の渡り鳥に出合うことができて楽しい。自分は鳥に取りつかれているよ」と笑った。

(長嶺晃太朗)

 

頭部から首にかけてだいだい色になっているアマサギ=4月28日、名護市
道路上に姿を現したシロハラクイナ=4月28日、名護市