西武・山川「楽しむことできた」 地元沖縄での試合、黒星にもすがすがしさ


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西武―ソフトバンク 1回、ソフトバンクの東浜巨(左)からヒットを放つ西武の山川穂高(喜瀬守昭撮影)

 プロ野球パ・リーグの埼玉西武ライオンズ―福岡ソフトバンクホークス戦は17日、那覇市の沖縄セルラースタジアム那覇で開催され、ソフトバンクが5―1で勝利した。>>一報はこちら>>https://ryukyushimpo.jp/news/entry-1518873.html

 

 11日の対戦で抑え込まれた西武の山川穂高は、東浜から1安打を奪ったものの、出身地でのチームの雪辱はならなかった。「きょうは僕の負けでしたが楽しむことができた」とすがすがしかった。

 初回で2死一塁の好機が巡り、バットの芯を外されるも左前打として好機を広げて活躍。四回はバットの先から左フェンス前へ打球を放ったものの、飛球で打ち取られた。

 特別な思いを寄せる地元の大舞台で勝利はできなかったが、「沖縄出身選手で盛り上げることができてよかった」と満足げ。18日に向け「きょうのようないい空気を、存分に味わって試合をしたい」と活躍を誓う。
 (金良孝矢)