地域を元気に 広告の未来を描く 沖縄で全広連開幕


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沖縄アリーナで開催された第70回全日本広告連盟沖縄大会。創作エイサーも披露された=19日、沖縄市山内(小川昌宏撮影)

 第70回全日本広告連盟(全広連)沖縄大会が19日、沖縄市の沖縄アリーナを主会場に開幕した。20日まで。新型コロナウイルス感染症対策のため、昨年に続きオンライン併用の開催となった。沖縄の復帰50年の節目に全国のマスメディアや広告業関係者ら計約690人が参加した。広告の課題を共有し、未来に向けた在り方などについて意見を交わした。

 大会は全広連(大平明理事長)と沖縄大会組織委員会(石嶺伝一郎会長)が主催。沖縄での開催は1992年の第40回以来。

 19日は第10回全広連日本宣伝賞や第1回鈴木三郎助全広連地域広告大賞の表彰が行われた。地域広告大賞の最優秀賞とチャレンジ部門賞を獲得した「輝け!みんなの九州プロジェクト」に加入するJR九州の青柳俊彦会長は「素晴らしい賞。九州や日本を元気にしていきたい」と受賞を喜んだ。

 記念講演では、沖縄バスケットボールの木村達郎社長が沖縄アリーナの活用可能性について語った。トークセッションでは、お笑いコンビのガレッジセール、元ボクシング世界王者の具志堅用高氏、うちな~噺家の志ぃさー氏が登壇した。
 (小波津智也)