コロナ福祉施設内の療養が330人最多 急拡大受け看護補助者を募集 県知事が呼び掛け


この記事を書いた人 Avatar photo 琉球新報社
高齢者施設での感染が急拡大(イメージ写真)

 沖縄県は19日、新型コロナウイルスに感染した社会福祉施設内での療養者は、過去最多の116カ所330人に上ったと発表した。高齢者施設での感染が急速に拡大しているため、玉城デニー知事は同日の記者会見で、施設支援にあたる看護補助者を募集していると協力を呼び掛けた。

 療養者がいる福祉施設の内訳は、高齢者施設が94カ所301人、障がい者施設が22カ所29人。高齢者施設の7人が酸素投与を受けている。

 19日発表の新規陽性者2307人を年代別で見ると、最多が10代の424人、次いで10歳未満408人、40代388人、30代366人と続いた。推定感染経路は家庭内感染が797人で最も多い。県は家庭内で感染し、学校や職場に持ち込まれるケースが多いとみている。

 入院患者は347人、病床使用率は54.0%で、圏域別は本島55.9%、宮古62.1%、八重山18.2%だった。前日より本島は2ポイント減少し、宮古は変わらず、八重山は4.6ポイント増加した。

 主な重点医療機関の医療従事者で感染などによる欠勤者は614人に上っている。

 米軍関係の感染者は178人だった。

 県は、国が承認した4種類目の米バイオテクノロジー企業ノババックスが開発したワクチンについて、県への1回目の配送は5月23日の週から始まり、6月中には多くの量が配送されるとして、居住地の市町村などでの接種を呼び掛けている。
 (中村万里子)