水難事故防止へ海浜パトロールを実施 本部署や海保などが遊泳客に呼び掛け


この記事を書いた人 Avatar photo 琉球新報社

 【本部】水難事故防止を呼び掛けようと、本部署(仲間信人署長)はこのほど、同署管内のビーチで海浜パトロールを実施した。OWSA(県ウォータークラフト安全協会)が呼び掛け、名護海上保安署、本部町今帰仁村消防組合、有志のボランティアも参加した。

 本部署は例年、大型連休に入る前や期間中に、水難事故防止活動に取り組んでおり、今回の海浜パトロールは、崎本部緑地公園内の海浜や瀬底島のアンチ浜、瀬底ビーチなどで行われた。本部署員や海保職員などが連携し、遊泳客に対して、水難事故に遭わないために、海の安全啓発チラシの配布や、シュノーケル利用時のライフジャケット着用を呼び掛けるなどの注意喚起をした。また、マリンレジャー業者に対しては、事故が発生した際の連絡体制を確認し、事故発生後の対処能力向上を図った。

 本部署は、今後も関係機関と連携し、水難事故防止活動に取り組むとしている。

(金城大樹)