石垣牛、ブランド確立へ1千頭肥育を目指す 東京で流通協議会 中山市長が出席


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ブランド確率へ1千頭肥育を目指す石垣牛(資料写真)

 【東京】新型コロナウイルスの影響で需要が低迷する石垣牛の首都圏での販路拡大を目的にした石垣牛流通協議会の第1回総会が20日、東京都内で開かれた。

 出席した中山義隆石垣市長は、「多くの事業者にご参加いただき、石垣牛の可能性の広がりを実感する」と手応えを口にした。

 精肉卸のニイチク(東京都、山田彰男社長)のほか、デパート、高級量販店など30団体で構成する。昨年3月の設立総会で発足し、今回が初年度の総会となる。

 中山市長は来賓として初参加し、国内外への販路拡大に意欲を示した。

 協議会の会長を務めるニイチク取締役の植村光一郎氏は「まずは石垣牛1千頭の肥育目標を達成させたい。ブランドを確立し、国内外での需要喚起に努めたい」と意欲を示した。
 (安里洋輔)