イトマンズ あす発売 クラフトビール 糸満市と南都が開発


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糸満市と南都の共同開発で生まれたクラフトビール「アカマチ」(左)と「タマン」(右)=24日、糸満市役所

 【糸満】糸満ハーレーの始まりを告げる鉦(かね)が鳴る旧暦4月27日にあたる27日、糸満市と南都(南城市、大城宗直社長)が共同開発したクラフトビール「ITOMAN/S(イトマンズ)」が発売される。24日に会見を開き、発表した。海人文化のまち糸満の魅力を発信し、地場産品の消費喚起などを図る。

 クラフトビールは「タマン ソルトアンドレモンサワーケルシュ」と「アカマチ トロピカルレッドサワーIPA」の2種類。

 いずれも麦芽使用量50%以上で、果実や塩は糸満産にこだわった。ラベルは魚をイメージし、サバニなど「S」で始まるキーワードで糸満の海人文化を紹介する。

 當銘真栄市長は「糸満の魚には全て合う。刺身や魚料理と一緒に飲んでほしい」と話した。松茂良英次常務は「市民や観光客にリピーターになってもらい、県内外へ広げたい」と語った。

 330ミリリットル缶で、アルコール度数は5%。税込み660円で、市内のコンビニや飲食店などで販売する。(比嘉璃子)