沖縄県は26日、10歳未満から90歳以上の1603人が新たに新型コロナウイルスに感染したと発表した。年代別で見ると最多の10代の286人に続き、10歳未満279人、30代264人、40代260人と続く。人口10万人当たりの新規陽性者は840・61人。
県全体の病床使用率は50・5%で、圏域別では本島55・9%、宮古30・3%、八重山15・9%となっている。感染者がいる社会福祉施設は計125カ所で、内訳は高齢者施設が104カ所で355人、障がい者施設が21カ所で71人となっている。高齢者施設で10人が酸素投与を受けている。
新規陽性者数が21日から6日連続で前週の同じ曜日を下回っている状況について、宮里義久感染対策統括監は「前週比や新規PCR検査の陽性率が改善傾向にあり、感染者の減少傾向が認められる」としつつも、「減少傾向を続けていくためにも1人1人が基本的な感染対策を確実にやってほしい」と話した。(狩俣悠喜)
【関連記事】