OCS(那覇市、林秀寛社長)は27日、昨年12月に発表した、同社の加盟店向けウェブサービスからオートローンを申し込んだ顧客の情報が漏えいした問題について、追加調査の結果を発表した。個人情報が漏えいしたか、漏えいの恐れのある人は、前回発表の282人を含め合計で4846人となった。不正利用は確認されていない。
同社によると、同サービスが始まった2014年10月8日から、問題が発覚してサービスを停止した21年11月10日までに利用した人など2万9077人を対象に調査した。
17年12月にシステムを更改して以降の225件について、氏名の漢字と読み仮名がインターネット上で閲覧できる状態だったが、アクセスされた記録はなかった。更改以前の4339件はアクセスログが残っていないことから、氏名、住所、性別、電話番号などを「アクセスされ得る状態にあった」として漏えいの恐れがあったとしている。
問い合わせは専用フリーダイヤル(0120)021123。平日は午前9時~午後5時、土日祝日は午前10時~午後5時。
(沖田有吾)