エフエム沖縄、副社長に神村氏 資本金9千万円に減資


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 エフエム沖縄は30日、株主総会と取締役会を開き、役員人事と2022年3月期決算を承認した。資本金を現在の4億5千万円から9千万円に減資することも決議した。減少する資本金の全額をその他資本剰余金に振り替える。8月1日付で効力が発生する予定。

 役員人事は空席となっていた副社長に神村盛文専務(66)が就き、長濱弘忠常務(34)が専務に昇任した。平安山良善常務(67)は退任し、顧問に就いた。

 決算は売上高に当たる営業収益が前期比1・4%増の8億2694万4千円、経常利益は同2・34倍の1億3982万8千円で増収増益となった。純利益は同0・5%減の8074万3千円だった。

 減資は資本金を1億円に圧縮することで中小企業の扱いとなり、税法上の各種優遇措置を受けられるようになる。