在日米海軍司令部は31日午後、沖縄県・東村の海岸で見つかった燃料タンクについて、FA18Eスーパーホーネット戦闘攻撃機が海上で放出したものだと明らかにした。琉球新報の取材に回答した。
同機が29日に嘉手納基地にダイバート(迂回)した際、「安全な着陸の確保のため」として沖縄沖15カイリ(約28キロ)の海上で放出したという。
在日米海軍の説明によると、機体は空母ロナルド・レーガン艦載機で第5空母航空団所属。放出時にタンクは空だったという。放出後にFA18Eは嘉手納基地に着陸し、けが人はなかった。
今後の対応について「タンクを安全に回収すべく取り組む」と述べた。
【関連記事】
▼(14:21更新)漂流タンクは米空母艦載機のものか 酷似したマークが印字 沖縄・東村の海岸
▼(12:30速報)東村の海岸に巨大が物体が漂着、防衛局が米側に問い合わせ