RBCが増収増益 22年3月期 広告収入が回復 非常勤監査役に金城氏


この記事を書いた人 Avatar photo 琉球新報社

 琉球放送(RBC、中村一彦社長)は31日、2022年3月期決算を発表した。売上高は前期比7・4%増の61億2600万円、経常利益は同11・9%増の5億8700万円、純利益は同29・2%減の4億4千万円となり、経常利益ベースで5期ぶりの増収増益となった。

 新型コロナウイルス禍で落ち込んでいた広告収入やイベント関連収入が回復した。

 売り上げ増に伴い経費も増えたが、固定費を圧縮して節減している。純利益は、前期に発生した有価証券売却益の反動減となっている。

 31日開催の取締役会では、琉球銀行会長の金城棟啓氏(67)に替わり、オーエスジー社長の金城俊弘氏(61)が非常勤監査役に就く役員人事を内定した。6月21の株主総会、取締役会で正式決定する。

(小波津智也)