本部産カツオ、つけ麺の定番メニューに 「暖暮」名護店で好評


この記事を書いた人 Avatar photo 慶田城 七瀬
「本部鰹の豚骨つけ麺」と開発した赤星司店長=5月20日、名護市

 【名護】名護市の「ラーメン暖暮名護店」はこのほど、本部町産カツオを使った期間限定の「本部鰹の豚骨つけ麺」を定番メニュー化した。赤星司店長は「名護ではまだ珍しいつけ麺の食べ方を提案し、地元食材を使うことで地域活性化につなげたい」と語る。

 「本部鰹の豚骨つけ麺」は昨年11月、店独自に開発。つけ汁は豚骨スープにカツオを粉末状にして入れ、豚骨のとろみとカツオの香りをバランスよく仕上げた。中太麺の上にはトッピングで県産島ラッキョウも乗せた。

 3カ月限定で提供したところ、老若男女に好評だったことから期間延長した。同店にカツオを卸している本部漁業協同組合の仲宗根哲也参事は「世代を超えて愛されるラーメンを通じ、多くの人に本部産カツオを食べてほしい」と話した。

 「本部鰹の豚骨つけ麺」は1日20食。税込み980円。問い合わせは同店(電話)0980(43)5503。

 (岩切美穂)