子どもの虫除けに!防虫加工の帽子とスモックを発売 ウォータージャパン


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防虫加工した幼児向けの帽子とスモックをPRする、ウォータージャパンの(左から)棚原由紀子氏、宮城枇呂社長、宇良宗純総務部長=5月27日、那覇市泉崎の琉球新報社

 飲料水配達や防虫事業などを展開するウォータージャパン(沖縄市、宮城枇呂社長)はこのほど、防虫加工した幼児向け衣類を発売した。米軍が採用する防虫素材を使用しており、同社は「夏本番を前に、虫刺され防止に活用してほしい」とPRしている。

 除虫菊の成分を人工的に開発して繊維に虫よけ加工する技術「インセクトシールド」の製品に関する県内唯一の代理店。ウォータージャパン社によると蚊やダニ、アリ、ハエなど多くの虫を寄せ付けず、その技術は米国環境保護庁(EPA)に登録されているという。 加工された生地は米軍が衣類に採用しているほか、著名なアウトドアメーカーが製品として展開している。

 同社はこれまで「ハルサガード」の商品名で主に大人向けに販売を展開していた。ただ、EPAに認めれた安全性や環境性、効果の持続性が子どもにも有益であることから、新たに帽子と上着のスモックの衣類2種類を開発した。

 価格は帽子が2970円、スモックが4180円。

 宮城社長は「皮膚が弱い子どもでも着られ、水にぬれても効果は持続する。防虫スプレーやシラミ用のシャンプーなどを購入する総額や手間などを考えると、コスト的にもお得だと思う」と製品をアピールした。

 問い合わせは同社(電話)098(938)6474。ホームページhttps://wtjpn.com/harusa-guard/
 (小波津智也)