沖縄県テニス協会、新会長に平良氏を選出 「競技人口の増加に取り組みたい」


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役員改選を報告した県テニス協会の平良悟新会長(中央)、新垣忠男顧問(右)、玉城智理事長=8日、那覇市泉崎の琉球新報社

 沖縄県テニス協会は6日、役員改選を行い、平良悟氏を新会長に選出した。新垣忠男会長は顧問となる。平良新会長らが8日、那覇市泉崎の琉球新報社を訪れ、報告した。

 平良新会長は「協会としてこれまで取り組んできたことを踏襲、強化していきたい」と抱負を述べた。「生涯スポーツとして健康や幸せづくりのためにテニスが貢献できるよう、県のスポーツアイランド形成とリンクする形で沖縄での競技人口増加に取り組みたい」とした。

 新垣顧問は2011年から11年間会長を務めた。これまでを振り返り、「強い選手が県外へ進学してしまうのを何とかしようと取り組んできた。今では沖縄尚学が強豪校となり、県外からテニスのために沖縄に来るほどになっている。取り組みが奏功した形だ」と感慨深そうに話した。
 (大城三太)