フランスの一流ソムリエが選んだ「赤の松藤」 泡盛コンクールで審査員賞


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クラマイスター2022で審査員賞を受賞した「赤の松藤」

 フランスの一流ソムリエや酒販専門者など飲食業界のプロが選ぶ最高の日本酒コンテスト「Kura Master(クラマスター)2022」(同運営委員会、本部・パリ)の受賞作がこのほど発表され、県内3酒造所5銘柄が受賞した。

 「本格焼酎・泡盛コンクール」で、松藤(金武町)の「赤の松藤」が審査員賞に選ばれた。審査員賞に選出された8点から「プレジデント賞」1銘柄が選ばれ、7月6日にパリで行われる授賞式で発表される。

 泡盛部門のプラチナ賞には「赤の松藤」と「粗濾過松藤」が選出された。

 泡盛部門金賞は八重泉酒造(石垣市)の「古酒八重泉」と今帰仁酒造(今帰仁村)の「美しき古里」が受賞した。

 プレステージコウジ(焼酎・泡盛)スピリッツ部門の金賞は八重泉酒造の「八重泉BARREL」が選ばれた。

 クラマスターは2017年から開催されているフランス人のための日本酒コンクール。21年から本格焼酎・泡盛コンクールを新設し、審査対象が広がった。

(玉城江梨子)