粟国村で1時間に32ミリを観測 土砂災害などに注意呼び掛け 沖縄気象台


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雨の中、道路を横断する人たち=11日午後1時20分、那覇市の県庁前交差点(ジャン松元撮影)

 沖縄本島地方は11日、南から梅雨前線に流れ込んだ湿った空気が雨雲になり、本島北部などで強い雨が降った。1時間あたりの降水量では粟国村で午前9時32分までに32・5ミリを観測した。国頭村では午前8時26分までに26・5ミリ、東村で午前5時55分までに18ミリ、沖縄市で午後1時45分までに16・5ミリの1時間雨量を記録した。

 沖縄気象台によると、沖縄本島地方は12日明け方までに警報級の大雨が降る可能性があるという。12日午後6時までの24時間に予想される雨量は、多い所で50ミリの見込み。土砂災害や低い土地の浸水、河川の増水に注意するよう呼び掛けている。

(狩俣悠喜)