豊見城市長選に山川氏が再選出馬へ　議会一般質問で意向示す

　【豊見城】10月2日告示、同9日投開票の豊見城市長選に向け、山川仁市長（47）が14日の市議会6月定例会一般質問で「市政継続への決意を固めているところだ」と述べ、2期目出馬の意向を示した。要正悟氏と宜保安孝氏の質問に答えた。

　豊見城市長選を巡っては、自民県議や市議会野党会派などで構成する選考委員会が市議の徳元次人氏（40）の擁立を決定し、徳元氏も受諾している。4年前の前回市長選は保守分裂による三つどもえ選挙となったが、今回は保守が一本化したことで、再選を目指す山川氏に市政奪還を狙う徳元氏が挑む一騎打ちの構図が見込まれる。

　山川氏は1974年9月24日生まれ。豊見城市高嶺出身。産能短期大中退。衆院議員秘書などを経て、2011年2月に豊見城市議に初当選。2期目途中の18年8月に辞職し、同年10月の市長選で初当選した。