嘉手納基地への外来機飛来「米軍の重要な取り組み」 防衛相が見解


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岸信夫防衛相

 【東京】岸信夫防衛相は14日の記者会見で、米軍嘉手納基地に外来機が30機以上飛来している問題について問われ「米軍は厳しい安全保障環境を踏まえて必要な部隊の即応性と練度の維持向上を図る上で重要な取り組みをしている」と語った。日米同盟の抑止力強化を図る考えを示した。

 基地負担増加の懸念については「日米同盟の抑止力の維持をしつつ、騒音の軽減を図ることは非常に重要だ」と述べた。今回の飛来を受けて米軍に夜間・早朝の飛行を避けることなど住民への影響を減らすよう求めたと明らかにした。
 (明真南斗)