沖縄電力グループで、データセンター事業などを展開するFRTは15日株主総会と取締役会を開き、沖縄電力送配電本部副本部長・理事電力流通部長の石川義行氏(59)が新たに社長に就任した。
4期8年社長を務めた宮里学氏(64)は取締役会長に就任する。常務には、沖縄電力販売本部生活営業部長の桃原致伸氏(56)が就いた。
石川社長は「新しいICTビジネスの伸びを見込み、県の発展に寄与したい」と抱負を語った。
宮里会長は「付加価値をつけることで新規顧客の獲得や既存客の確保を目指しながら、堅実な事業運営ができた」と振り返った。
(與那覇智早)