【ちむどんどんスタジオ便り⑪】撮影が終わってからも(黒島結菜)


この記事を書いた人 アバター画像 仲井間 郁江
ヒロイン役の黒島結菜さん

 いつも穏やかな二ツ橋シェフ(高嶋政伸)の、ちょっと意外な姿は新鮮でしたね。

 高嶋さんとのお芝居は笑いをこらえるのが大変なんです。酔っぱらって「あまゆ」に来たシーンは、本読みの時点で既に笑いが止まらなくて、「撮影までに慣れないと!」と焦ったくらいです。アドリブも、リハーサルで試していらっしゃるので、本番はいつもドキドキしています。

 今週は、お母ちゃん(仲間由紀恵)と歌子(上白石萌歌)が上京しました。暢子(黒島結菜)と同じくらい、私自身も久しぶりに仲間さんと萌歌ちゃんに会えてうれしかったです。

 「うちさえいなくなれば…」と悲観的になる歌子を、お母ちゃんが抱きしめて優しく諭すシーンは感動的でしたね。演じていても涙が止まらなかったのですが、撮影が終わってからも、仲間さんと萌歌ちゃんを見たら、また泣けてきてしまって。そのくらい、胸に込み上げるものがありました。

 次週、厨房(ちゅうぼう)の花形「ストーブ前」を任された暢子に、また「まさかや~」なことがあるようです。ぜひ、見守ってください