沖縄防衛局から県に入った連絡によると、18日午後3時半ごろ、沖縄県国頭村の辺戸岬付近の牧草地に米海兵隊のCH53E大型輸送ヘリが一時着陸した。午後6時時点で現場には機体はなく、短時間で飛び立ったとみられる。原因は不明で、けが人などは確認されていない。
米軍は「予防着陸」としており、なんらかの機体トラブルがあった可能性もある。
辺戸岬周辺に着陸した機体と同一機かは不明だが、午後4時半ごろ、同型機1機が宜野湾市の普天間飛行場に着陸している様子が確認された。
18日午後5時現在、県警に物損や人身に関する被害の通報は入っていない。
知花靖国頭村長は本紙取材に「状況を確認中だ。ひとまず被害がなくてよかった」と話した。