参院選沖縄選挙区に出馬を予定する無所属現職の伊波洋一氏(70)の総決起大会が18日、那覇市水道局前で開かれた。伊波氏は「第一に県民の暮らしと県経済を回復する」と訴えた。
伊波氏は米軍普天間飛行場の名護市辺野古移設に伴う新基地建設について、軟弱地盤の存在で埋め立てが困難だと指摘。「参院選で当選し次の知事選で玉城デニー知事を当選させることこそが、日米両政府に(新基地建設を)諦めさせる一番の近道だ」と強調した。
玉城知事は子どもの貧困解消や農畜産業などの振興に触れ「伸びゆく沖縄の将来を伊波さんが堂々と国政で訴え、生活者の声を一つ一つ実現させるため法律の整備、予算の獲得に向けて働いてもらわなければならない」と支持を呼び掛けた。
会場にはオール沖縄が支援する県選出国会議員や県議のほか、立憲民主党の塩村文夏参院議員が駆けつけた。
(’22参院選取材班)