参院選スタート 伊波氏、古謝氏が第一声 沖縄選挙区


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参院選が公示され第一声を上げる(左から)伊波洋一氏、古謝玄太氏

 第26回参院選が22日公示され、7月10日の投開票に向けて、選挙戦の幕が開けた。事実上の一騎打ちで沖縄選挙区の改選1議席を争う、無所属現職の伊波洋一氏(70)と自民新人の古謝玄太氏(38)=公明推薦=は、22日午前、街頭遊説に繰り出し、18日間の選挙戦をスタートさせた。

 伊波氏は国頭村辺戸岬の「祖国復帰闘争碑」の前で第一声を発し、「本土復帰50年の今年、先人が示した基地のない平和な沖縄の実現に向けて、再スタートしよう。本当の復帰を勝ち取ろう」と訴えた。

 古謝氏は那覇市のイオン那覇店前広場での出陣式で第一声を発し、「国の中枢、地域の現場、民間企業での経験を、復帰50年という節目に沖縄に持ち帰り、ふるさとの未来のために使いたい」と訴えた。

 沖縄選挙区には午前11時現在、届け出順に伊波氏、古謝氏、NHK党新人の山本圭氏(42)、参政党新人の河野禎史氏(48)、幸福実現党新人の金城竜郎氏(58)の5人が立候補を届け出ている。