参院選沖縄選挙区、5氏で選挙戦へ 届け出締め切り


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参院選が公示され、第一声を上げる(左から)伊波洋一氏、古謝玄太氏、山本圭氏、河野禎史氏、金城竜郎氏

 参院選沖縄選挙区(改選数1)への立候補届け出が22日午後5時で締め切られ、届け出順に無所属現職の伊波洋一氏(70)、自民新人の古謝玄太氏(38)=公明推薦、NHK党新人の山本圭氏(42)、参政党新人の河野禎史氏(48)、幸福実現党新人の金城竜郎氏(58)の5人の立候補が確定した。5氏は県内各地で第一声を上げ、7月10日の投開票に向け18日間の選挙戦をスタートさせた。

 国頭村辺戸岬から遊説をスタートさせた伊波氏は「本土復帰50年の今年、先人が示した基地のない平和な沖縄の実現に向け、再スタートしよう」と訴えた。

 那覇市のイオン那覇店前広場で出陣式を開いた古謝氏は「国の中枢、地域の現場、民間企業での経験を沖縄に持ち帰り、ふるさとの未来のために使いたい」と訴えた。

 那覇市松尾で第一声を発した山本氏は「NHKの不合理な受信料制度において受信料を支払わなくて済む国民を増やしていく」と訴えた。

 那覇市若狭で第一声を発した河野氏は「沖縄が中心となり日本を変え、沖縄から日本、世界に飛び出していく人材を育成したい」と訴えた。

 那覇市の県庁前県民広場で第一声を発した金城氏は「先島の自衛隊配備強化を進め、抑止力を高めたい。県民の暮らしや命を守ることを訴える」と訴えた。

 21日現在の在外選挙人を除いた選挙人名簿登録者数は117万9408人(男性57万5061人、女性60万4347人)。23日から投開票日前日の7月9日(竹富町は同8日)まで、各市町村役場などで期日前投票が始まる。

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▼【動画】伊波洋一氏の第一声

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▼【動画】金城竜郎氏の第一声