FMぎのわん開局 県内17番目、元気と魅力発信へ


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開局を祝い笑顔を見せる関係者ら=1日、宜野湾市喜友名のFMぎのわん

 【宜野湾】宜野湾市内で初めてのコミュニティーラジオ局FMぎのわん(比嘉勇気社長)の開局セレモニーが1日、宜野湾市喜友名の同局で開催された。開局は県内17番目で、地域や災害情報などを発信していく予定だ。セレモニーには多くの市関係者らが集まり、新たな地域情報発信拠点としての門出を祝った。

 周波数は79・7メガヘルツ。FMぎのわんは宜野湾市市民防災室とも連携し、災害時の情報発信も担う。市内店舗を紹介する番組や音楽番組、地域行事などへも参加し、多彩な話題を届けていく。
 開局第一声を放った佐喜真淳宜野湾市長は「電波を通して元気と魅力、活力ある宜野湾市を発信してほしい」とあいさつした。
 宜野湾市商工会の福里清孝会長は「東日本大震災ではコミュニティー局が情報のよりどころとなった事例もある。住民生活に役立つ情報発信に期待していきたい」と激励した。
 比嘉社長は「多くの方々の協力を得て開局に至った。地域と共に発展し、市の活性化にも寄与していきたい」と決意を込めた。